Ubuntu + Apache2 での
- 設定ファイルの場所
- 設定ファイルの構成
とか色々メモ。
環境
- Ubuntu:18.04.4 LTS
- Apache:2.4.29 (Ubuntu)
設定ファイルの場所
設定ファイルの本体は以下。
/etc/apache2/apache2.conf
他のLinuxOSでは、apache.confの中身を書き換えて設定を変更するらしいけど、Debian系Linuxでは
・本体の設定ファイルはいじらない
・設定を変更したい場合は追加の設定ファイルを追加・削除する
という方針らしい。
なので、apache2 フォルダには、以下のようなフォルダ郡があり
├── conf-available ├── conf-enabled ├── mods-available ├── mods-enabled ├── sites-available └── sites-enabled
○○-enableと書かれたフォルダ内にある設定ファイルを追加で読み込むようになっている。
○○-available内のファイルは読み込まない。
例えば
conf-enabled内のファイル ←読み込まれるconf-available内のファイル ←読み込まれない
という感じ。
○○-enabledの中身はすべて○○-available内のファイルへのシンボリックリンクになっており
○○-availableに実際の設定ファイルがある。
つまり、「設定を無効にしたければシンボリックを消し、逆に有効にしたければシンボリックを作成する」という風に、カスタマイズした設定のON・OFFができる。
そして、そのためのコマンドが以下。
| ディレクトリ | シンボリックの削除 | シンボリックの作成 | 説明 |
|---|---|---|---|
| mods | a2dismod | a2enmod | モジュールの設定ファイル |
| sites | a2dissite | a2ensite | 仮想ホストの設定ファイル |
| conf | a2disconf | a2enconf | その他設定ファイル |
設定を変更したあとは、Apacheを再起動する。
おわり
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