Ubuntuに、
- MySQLをインストールして
- MySQLを使えるようにするまでの手順
をまとめた。(自分用)
環境
- Ubuntu:18.04.4 LTS
- MySQL:Ver 14.14 Distrib 5.7.30, for Linux (x86_64) using EditLine wrapper
MySQLのインストール
MySQLのインストールは、以下の2つのコマンドで行う。
sudo apt install mysql-server sudo apt install mysql-client
sudo
は「一時的に管理者となって実行する」みたいなコマンド。
apt
はパッケージをインストールするためのコマンド。(apt-get
の代わりとして最近使われているらしい)
mysql-server
はMySQLの本体。mysql-client
はMySQLをCLIで操作するためのパッケージ。要するにmysql-server
を操作するためのパッケージ。
「シェルから操作せずにプログラム上からしかMySQLを操作しない!」という場合はmysql-server
だけインストールすればいいっぽい。
MySQLを使えるようにするまでの手順
インストールした直後は、rootにパスワードは設定されていません。
なので
sudo mysql -u root
と入力すれば、パスワード不要でrootにログインできます。
以前のMySQL(5.7以前?)ではインストール時にrootのパスワードを設定する形だったらしいので
sudo mysql -u root -p
とシェルに入力して、そのあとにパスワードを入力してログインするのが普通だったっぽいです。
ちなみにMySQLのrootユーザーは、Linuxのroot権限を持ったアカウントじゃないとログインできないらしいので、Linuxの一般ユーザーで
mysql -u root
と入力しても「お前にアクセスする権限ねーぞ」と言われてログインできません。(sudo
をつけるかsu
でrootになる必要がある。)
で、
rootにパスワードを設定していくわけですが、MySQLさんは「セキュリティのために最初にこれを実行したら幸せになれるよ!」なスクリプトmysql_secure_installation
を用意してくれていて、これを実行すれば
- セキュリティの設定
- rootのパスワード
- テスト用として用意されているDBの削除
などを対話形式で設定できるようになってます。
sudo mysql_secure_installation
対話の内容は、以下のページなどを参考に。
[Sy] MySQL5.7 にて root のパスワード変更などの初期設定をする(mysql_secure_installation 使用)
私の場合は、MySQLをローカルでテストしたいだけなので、mysql_secure_installation
は実行せずにそのまま使用することにしました。rootのパスワードもセキュリティもどうでもいいですし。
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