Android App Bundleとは?APKとの違い

今現在(2019年12月)、AndroidアプリをGoogle Playで公開する場合、

  • APK(.apk)
  • Android App Bundle(.aab) ←Googleはこちらを推奨している

というどちらかの方法でビルドしたアプリをアップロードできます。

 

前者は従来の方式。

ユーザーに「これがアプリ一式やで」みたいなファイル(.apk)をそのまま丸ごとダウンロードさせるパターン。

 

後者は最新の配布方式。

ユーザーの環境に合わせて必要なファイル(リソースなど)をGoogle Playが選択して、Google Play側でAndroid App Bundle → APKにビルドして、そのユーザーが必要なファイルだけを詰め込んだAPK(.apk)をダウンロードさせるパターン。

例えばいろいろな言語に対応しているアプリでも、日本人は日本語しか使用しないわけで、そんな日本人には「日本語のリソースだけを配布したほうがダウンロード量が減ってお互い助かるよね」みたいな話。

参考Dynamic Delivery について  |  Android デベロッパー

 

ちなみに後者の方法の場合、.pepk(Play Encrypt Private Key) というキーファイルもGoogle Playにアップロードする必要があります。

例えばAPKでアップロードする場合は、APKをビルドする際に「このアプリはワイが作ったアプリやで」みたいな署名を自分でするわけだけど

Android App Bundleでアップロードした場合は、実際にビルドするのはGoogleなわけなので「このアプリはワイが作ったアプリやで」という署名作業に使うためのキーファイルをGoogleに渡さないといけないよねーみたいな理屈だと思われます。

▲メニューのBuild → Generate Signed Bundle / APK…(後者がAPK、前者がAndroid App Bundle)

 

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この記事を書いた人
penpen

1991生まれ。WEBエンジニア。

技術スタック:TypeScript/Next.js/Express/Docker/AWS

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