「プロを目指す人のためのTypeScript入門」という本を読んだ。
結論からいうと、神本だった。
書評
Web業界で有名な「uhyo」さんが書いてる本なので、どうせ神本だろうなと思ってたのですが、案の定でした。
どんな本か
- TypeScriptのことを深く学べる本
- この本さえ理解しておけば、TypeScriptで困ることはほとんどないと思った
読者想定
- たぶん「ある程度JavaScriptのこと分かってます!」みたいな人向け
- JavaScriptを分かっていない人がこの本を読んでも、理解につまづく部分が多い気がした
- なのでコードマフィアさんの「独習JavaScript」などを読むなどして、先にJavaScriptの基礎をつけたほうが良い気がする
読むのにかかった時間
- たぶん12時間くらい
よかった点
- 内容がかなり濃い
- 約400ページ。
- 自分は実務でTypeScriptを1年くらい使ってるので、知ってる内容のほうが多かったけど、それでも知らない内容も結構あった。
- 今まで無意識に使ってた仕組みとか概念が「あ、これってこういう名前だったんだ」とか「もっとこういう設計で使えばいいんだな」のように色々学びがあった。
- 本書の説明が濃いのはもちろんのこと、かなりのページでディープな注釈を書かれていて良かった。
- あと大量に用意されているコラムもいちいち素晴らしいものばかりだった。
- 文章がギッチリなのに読みやすい
- うげええええ!ってなるくらい文章量が多いのですが、分かりやすい文章で書かれているので詰まるところがほとんどなかった。共変とかの部分だけ「え、意味分からん・・・」ってなったけど、それ以外はほとんどサーッと読めた。
- イメージ的にはこちらのページ(TypeScriptの型入門 – Qiita)のような文章がずっと続く感じ。
- 普段からQiitaやZennに濃い記事を投稿しまくってるuhyoさんだけあって、たぶん文章書くのに慣れてるんだろうな感。
- 値段が安い
- これだけ内容が濃くて3,000円って安すぎぃーーー!
不満だった点
- ほぼないけど、強いて言うなら、JavaScript自体の解説はもっと少なくて良かったかも。
(たとえば「そもそもPromiseとは何ぞや」みたいな説明とか、個人的には全部知ってたのでいらなかった)
まとめ
最高の技術書でした。言うなれば神。
こういう素晴らしい本を書いてくれるエンジニアがいるお陰で、自分のような雑魚エンジニアが生きていけるのだ・・・。
おわり
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