アンク社から発売されている「HTML5の絵本」という本を読んだ。
結論からいうと、普通だった。
書評
思ったこと:
- 「HTML5にはこういうタグとか機能があるよ」というのを網羅的に知るには良い本だけど、何も分からない初心者の人には向いていない本だと思った。
- 本を読んで出てきた分からないことは個別に調べて、読み進めるとまた分からないことがでてきて……みたいな読み方になりがちな本だと思った。(それが悪いとは言っていない)
良かった点:
- 文章が平易で読みやすい。図やイラストも豊富。
- 難しい機能でもかんたんなサンプルコードとともに分かりやすく紹介されているので、つまづかない。
- 前半の内容はほとんど知ってたけど、後半の内容は知らない機能ばかりだったので勉強になった。
- 例えば以下のようなこと。
- IndexdDB
- いろいろなHTMLのタグ
- WebWorkers(JavaScriptでマルチスレッドが実現できる機能)
- Web Messaging(ドメインの異なる複数のページ間でメッセージをやり取りできる機能)
- Server Sent Events:通称SSE(サーバからPush通信を行うための機能)
悪かった点:
- 発行が2012年と古い。(2012年4月23日初版発行と書かれていた)
- 例えばApplication Cacheとかいう今では非推奨の技術が紹介されていたり。
- あまり詳しい内容は解説されていない。
まとめ
アンクシリーズの本は初めて読んだのですが
別のアンク本も読んでみたいと思いました。(こなみ)
おわり
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