「基礎から学ぶ React/React Hooks」という本を読んだ。
結論からいうと、普通だった。
書評
どんな本か
- Reactの基礎が学べる本
読者想定
- 「React公式のチュートリアルを終わったレベル」の人を想定していると思われます
読むのにかかった時間
- 2時間くらい(自分はほぼ知っている内容だったので)
良かった点
- 簡潔にまとまっている
- 基本的なReact Hooksの説明が全部ある
- クラスコンポーネントの説明が一切ない
- Chakra UIの解説がある
- 本書で使われているコードはすべてCodeSandBox上で用意されているので、URLをクリックするだけで動作を確認できる
不満だった点
- 前半のJavaScriptの解説の部分が丸々いらなかった。
- Reactの本なのにJavaScriptの解説なんていらない。
- しかも、JavaScriptの解説もオカンの作ったカルピスくらい薄い説明なので、JS初心者がこれを読んでも99%理解できないと思う。
- ソースコードのコメントが多すぎる
- ソースコードの全行にコメントが書かれていたせいで、めちゃくちゃ見にくかった。
- 「コメントはすればするほどいい」と個人的に思っていたけど、そうではないんだなとこの本に気付かされた。
- ReduxやRecoilと言った、状態管理ライブラリの説明がない
まとめ
んー、React初心者には簡潔にまとまっていて良本なのかもしれませんが、
「この内容で4,000円弱もするのかぁ・・・」という感想が先にきてしまう感じです。
以前読んだオライリー社の「Reactハンズオンラーニング」(こちらも4,000円弱)が内容が濃くてとても良かったので(こちらはReact初級者向けですが)、どうしてもこちらと比べてしまいました。
あとページ数は多いですが、本のサイズが小さくて文字が大きいので、全体の文字数としてはかなり少ないですし、上で書いたように本書のソースコードで全行にコメントが書かれていて文字数のかさ増し状態になっているので、内容としてちょっと薄い気がしました😥
いや、普通に良い本だと思うんですよ?
良い本だとは思うんですけど、さっきも言ったように「この内容で4,000円弱もするのかぁ・・・」という感想が先にきてしまうので、ちょっと辛口になっちゃうなぁという感じです。。
おわり
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