WEB制作会社「当社はUI/UXに強い会社です」←どういう意味?

求人を見てると「当社はUI/UXに強い会社です!」みたいに謳っているWEB制作会社が多いですけど

UI/UXに強いってどういう意味なんだ・・・?と調べた結果メモ。

  • UI:ユーザーインターフェース
  • UX:ユーザーエクスペリエンス

 

結論から言うと、以下のような意味だと思われます。

  • UIに強い
    →「カッコよくて今風なサイトを作れるぜ!」なこと
  • UXに強い
    →「ユーザーの満足度が高いサイトを作れるぜ!」なこと

 

例えば、美容室なサイトを考えると

  • 「デザインはすごくカッコいいけど、どこから予約すればいいか分からないし、目的の情報を探しにくい」

みたいなサイトは「UIは良いけどUXは悪い」と言えます。

 

逆に

  • 「デザインはダサいけど、サイトは使いやすいし、目的の情報を探しやすい」

みたいなサイトは「UIは悪いけどUXは良い」と言えます。

UI → UXに含む

UI は UXに含みます。

ウェブサイトの場合は、UXの大部分はUIです。なぜならユーザーがサイトに触れる大部分はUIだからです。

 

なので先ほどの例で

  • 「デザインはダサいけど、サイトは使いやすいし、目的の情報を探しやすい」

なサイトは「UIは悪いけどUXは良い」と言いましたが、そもそもこれは間違いです。

なぜなら、UIが悪い時点でUXも悪いからです。

 

ただし、阿部寛のホームページのように

  • デザインは古いけど、デザインが古すぎること自体がネタになっていて面白いし、情報も探しやすいし、サイトも爆速
    →なのでユーザー満足度は高い

みたいな例もあります。

つまり「UIは悪いけどUXは素晴らしい」なサイトです。

▲デザインは「20年前かよ」って感じですが、逆にこれが面白くてWEB界隈では有名です。

なので一概に「UIが悪いのでUXも悪い」と決まるわけじゃないです。

もちろん、こういうサイトは例外ですが。。

UX → SEOに良い影響を与える

「UXが高い=ユーザーの満足度高い」ということなので、必然的に

  • サイトの回遊率
  • サイトの直帰率

も良くなります。

その結果、SEO的にもプラスに働くのもあって、WEB制作会社は「当社はUI/UXに強い会社です」とアピールしているんだと思います。

 

そんな感じです。

 

おわり

WEB業界
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この記事を書いた人
penpen

1991生まれ。WEBエンジニア。

技術スタック:TypeScript/Next.js/Express/Docker/AWS

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