.sshディレクトリ配下にあるファイルの意味【Linux】

各ユーザーのhomeディレクトリ下にある .ssh ディレクトリには

そのユーザーの「SSHの設定ファイル」が色々を格納されている。

$ ls -l ~/.ssh/
合計 16
-rw------- 1 vagrant vagrant 389 7月 24 00:41 authorized_keys
-rw------- 1 vagrant vagrant 1766 12月 17 08:07 id_rsa
-rw-r--r-- 1 vagrant vagrant 403 12月 17 08:07 id_rsa.pub
-rw-r--r-- 1 vagrant vagrant 1326 12月 17 06:24 known_hosts

 

それぞれのファイルの意味は以下のとおり。

  • /home/○○○/.ssh/
    • ○○○ユーザーの「SSHの設定ファイル」がいろいろ入ったディレクトリ。
  • /home/○○○/.ssh/authorized_keys
    • ○○○ユーザーにログイン(SSH接続)するための公開鍵が書かれたファイル。
  • /home/○○○/.ssh/id_rsa.pub
    • 公開鍵(ssh-keygenコマンドで作れる)。
    • 「ここにある」というだけで特に何の意味もない。○○○ユーザーにも関係がない。
    • 使用するには接続先のauthorized_keysに内容を登録する必要がある。(id_rsa.pubの中身をcatコマンドなどで開き、中身をauthorized_keysに書き写す)
  • /home/○○○/.ssh/id_rsa
    • 秘密鍵(ssh-keygenコマンドで作れる)。
    • 特殊なファイル名で、特に他のキーファイルが指定されていない場合、このファイルを自動的に使用しようとする。
    • 使用するには接続元のターミナルクライアント(例:Rloginなど)で、秘密鍵を登録する。
      Rlogin-秘密鍵を登録
      ▲Rloginの設定画面
  • /home/○○○/.ssh/known_hosts
    • ○○○ユーザーにログインした状態で、他のサーバーにSSH接続する際に、接続先のサーバーの公開鍵を登録しておくためのファイル。
    • このファイルがあると、接続の際にダブルチェックのような形になるらしい。

 

おわり

Linux
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この記事を書いた人
penpen

1991生まれ。WEBエンジニア。

技術スタック:TypeScript/Next.js/Express/Docker/AWS

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