Richcopyとrobocopyの違い|robocopyの方が使いやすい

ずいぶん前から「パソコンのバックアップをとっておかないとヤバイな~」と思っていたので

  • 外付けHDD(3TB)・・・2台
  • Windowsのrobocopyコマンド

の2つを使って、大切なデータを定期的にバックアップすることにしました。

これが1番コスパが良いし、どんな環境になっても使いやすいと思うので・・。

参考外付けHDD+robocopyでRAID1を作った!【Windows】

 

そんなわけでrobocopyの使い方について調べていたんですが、どうやらrobocopyコマンドをGUIで使えるようにした「RichCopy」というツールがリリースされているらしい!

しかも、Microsoft公式から!

 

なにそれ、めっちゃ良くね!?

 

というわけで

  • 「RichCopy」ツール
  • 「robocopy」コマンド

の違いを調べてみたのでメモしておきます。

違い

違いは「GUIかCUIかだけ」だけみたいです。

▲「robocopy」コマンド
(CUIから操作する)

・VISTA以降のOSなら最初から装備されています。

▲「RichCopy」ツール
(GUIから操作する)

公式ページからダウンロードしてきてインストールする必要があります。

厳密に言うと、RichCopyではテストモードオプション/Lが使えないなどがあるみたいですが、大した問題ではないかと・・。

robocopyのほうが使いやすい

それで「RichCopyって使いやすいの?どうなの?」という話ですが

正直、僕みたいに「RAID1みたいにミラーリングさえできればいい」という人からすると、RichCopyは使いにくいです。

 

だって、robocopyなら

robocopy X:\ Y:\ /MIR

って入力するだけでミラーリングできますからね。(XドライブをYドライブにミラーリングするという意味)

RichCopyなんていらねーよっていう。

 

むしろRichCopyは、項目がいろいろありすぎて「ミラーリングするにはどれを指定すればいいの?」と微妙に迷ってしまうので、逆に使いにくい。

rococopyだと「/MIR」って指定するだけでOKだし。

RichCopy=初心者向け

複雑なオプションを指定するような人だと「RichCopyで操作したほうが分かりやすいかもな!」となるかもしれませんが

そんなに細かくオプションを指定するような人って、そもそもパソコンにそこそこ精通している人ばかりだと思うので、「そんな人ならRichCopyなんて使わずにrobocopyで良くね?」という気がします。

 

なのでRichCopyは

  • コマンドラインなにそれ?
  • robocopyってどこに入力すればいいの?メモ帳?

みたいな全く知識がないPC初心者向けのソフトだと思われます。

▲RichCopyの設定画面(「アドバンスド」を有効にした場合)

ちなみに、RichCopyは、定期的に実行する方法がないので、バックアップする場合はいちいちソフトを起動してバックアップを実行する必要があります。

メニューの「コピーオプションの保存」から設定ファイル(.rcx)として書き出して、それをシェルにぶちこめば定期的に実行できるらしいですが、そんな面倒なことするなら最初からrobocopyでいいじゃんっていう・・。

まとめ

というわけで僕はrobocopy一択でした。

(RichCopyは速攻アンインストールしました。)

 

以上、参考になればうれしいです!

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