ミニプラグの2極・3極・4極・5極の違い

イヤホンやヘッドホンで使われている、ミニプラグには

  • 2極
  • 3極
  • 4極
  • 5極

という4種類があります。

 

このページでは、この4種類の違いについて紹介したいと思います!

違い

ザックリ言うと、以下のように違います。

  • 2極:
    →モノラル
  • 3極:
    →ステレオ
  • 4極:
    →ステレオ + 音量操作ボタン + マイク
  • 5極:
    →ステレオ + ノイズキャンセリング
    →ステレオ(バランス接続)

 

つまり

・2極のイヤホン・・・モノラルでしか聴けない

・3極のイヤホン・・・ステレオで聴ける

・4極のイヤホン・・・ステレオで聴ける上に、マイクや音量操作ボタンも使える

・5極のイヤホン・・・ステレオで聴ける上に、ノイズキャンセリング機能も使える(もしくはバランス接続)

という感じです。

 

今現在はほとんどの機器で、4極が採用されています。

例えば、ほとんどスマホでは4極のミニジャックが採用されています。

 

古い機器では、3極が採用されていることが多かったりします。

 

5極が採用されているのは、

  • Sony製のスマホ
  • Sony製のウォークマン

だけです。

ちなみに、4極のノイズキャンセリングのイヤホンも販売されていたりしますが

5極のノイズキャンセリングのイヤホンとの違いは以下の通りです。

  • ノイズキャンセリングのイヤホン(4極):
    →マイク自体にノイズキャンセリング用のマイクがある。なので5極にする必要がない。
  • ノイズキャンセリングのイヤホン(5極):
    →機器本体にノイズキャンセリング用のマイクがある。なので5極にする必要がある。
    (5極を採用しているのはSony製のみ)

上位互換

プラグには、上位互換があります。

例えば

  • 5極対応のミニジャック → 2,3,4,5極すべてのミニプラグが挿せる
  • 4極対応のミニジャック → 2,3,4極のミニプラグが挿せる
  • 3極対応のミニジャック → 2,3極のミニプラグが挿せる
  • 2極対応のミニジャック → 2極のミニプラグが挿せる

という感じです。

 

もし、対応していないプラグを挿してしまうと

  • 「イヤホンの片側からしか音が聴こえない!」
  • 「イヤホンの片側の音量がおかしい!」

みたいなことになる場合があります。

4極 → 2種類ある(OMTP,CITA)

4極プラグには

  • OMTP
  • CITA

という2種類のプラグがあります。(他のプラグは1種類だけです)

 

それぞれに互換性はありません。

例えば、

  • OMTPの4極ジャックに、CITAの4極プラグを挿すと
    →うまく聴こえない
  • CITAの4極ジャックに、OMTPの4極プラグを挿すと
    →うまく聴こえない
  • CITAの4極ジャックに、CITAの4極プラグを挿すと
    →うまく聴こえる
  • OMTPの4極ジャックに、OMTPの4極プラグを挿すと
    →うまく聴こえる

という感じです。

なので、4極のイヤホンを買う場合は、「使用する機器がOMTPなのか?CITAなのか?」を調べてから買いましょう。

 

例えば

  • Apple(iPhone、iPadなど)
  • Huawei(P10liteなど)
  • Samsung
  • Sony

などの日本で有名なメーカーのほとんどは「CITA」ですが、Motorolaなどの一部の海外メーカーでは「OMTP」が採用されていることがあります。

技術的な違い

ここからは技術的な違いについてです。

 

「イヤホンからなぜ音が出るの?」というと、「電流が流れるから」なわけですが

プラグでは以下のようにして、ヘッドホンに電気が流れて音が出ています。

▲3極プラグの電気の流れイメージ。このように電気が流れることでヘッドホンから音が出る。(絶縁リングの部分で+Lと+Rと-GNDが区切られている。)

 

電池などと同じく、ミニプラグにも

  • (プラス)
  • (マイナス)

があるわけですが、プラグによって+と-の位置が異なります。

 

まず、2極と3極の場合は、以下のようになります。

▲3極:先端から+L,+R,-GND 2極:先端から+,-GND。

 

4極の場合は

  • OMTP
  • CITA

によって違います↓。

▲4極OMTP:先端から+L,+R,MIC,-GND。

▲4極OMTP:先端から+L,+R,-GND,MIC。

ただし、「グランド分離接続」と言って、先端から+L,+R,-L,-Rとなっている端子も存在するらしいです↓。


引用:HA-2 | 製造終了商品 | OPPO Digital Japan株式会社

要するに、「グランド分離接続」とはバランス接続のことで、「チャンネルセパレーション(左右の音がどれだけはっきり分離しているか)を良くしようぜ!」というのができるイヤホンです。

 

例えば、以下のイヤホンなどは「グランド分離接続」です。

 

5極の場合は、メーカーによって違いますが、ノイズキャンセリングを採用したイヤホンだと

  • 先端から+L,+R,-MIC,-MIC-GND

みたいな順番だったりしますし

 

バランス接続を採用したイヤホンだと

  • 先端から+L,ーL,+R,-R,GND

という順番だったりします。(バランス接続の場合はプラグの直径が4.4mmになるみたいですが・・

 

このように

  • 2極
  • 3極
  • 4極
  • 5極

によって、+や-の位置が違うので、

例えば、4極までしか対応していないミニジャックに、5極のミニプラグを挿すとうまく聴こえなかったりするわけです!

まとめ

というわけで

  • 2極(先端から+,-GND):
    →モノラル 
  • 3極(先端から+L,+R,-GND):
    →ステレオ 
  • 4極(先端から+L,+R,-GND,MIC):
    →ステレオ + 音量操作ボタン + マイク 
  • 5極(メーカーによって順番が違う):
    →ステレオ + ノイズキャンセリング

という記事でした!

 

以上、参考になればうれしいです!

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