Windows10でRAID(バックアップ)を構築する方法

Windows10には、RAIDを構築する機能があります。

それについて紹介します。

Windows10のRAID → 2種類

Windows10では

  • RAID0(ストライプ)・・・データを複数のHDDに分散して書き込む方式
  • RAID1(ミラーリング)・・・2つのHDDに同じデータを書き込む方式

の2種類のRAIDが設定できます。

 

つまり

  • 書き込み・読み込みを高速化したいなら・・・
    →RAID0(ストライプ) 
  • バックアップとして使いたいなら・・・
    →RAID1(ミラーリング)

みたいな使い分けになります。

Windows10でRAIDを構築するための条件

どのエディションでもRAID0(ストライプ)は設定できますが

RAID1(ミラーリング)を設定するには、Windows10 Professional以上のエディションが必要です。

RAID0(ストライプ) RAID1(ミラーリング)
Windows10 Home以下
Windows10 Professional以上

 

また、RAIDをする場合は、内蔵HDDである必要があります。(外付けHDDではダメ)

Windows10でRAIDを構築する方法

RAID1もRAID0も「ディスクの管理」から設定することができます。

「ディスクの管理」の開き方は

  1. Windowsキー+Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「compmgmt.msc」と入力して「OK」をクリックする
  2. 「ディスク管理」を開く

というふうにすれば開けます。

RAID0(ストライプ)

RAID0(ストライプ)は

未割り当て領域を右クリック→「新しいストライプボリューム」をクリックすれば作成できます。

▲クリックした後は、ウィザードが表示されるので指示通りにクリックしていくだけです。

右クリックする段階で、2つ以上の未割り当て領域が存在している必要があります。
(存在しない場合、項目がグレーアウトしていて選択できません)

RAID1(ミラーリング)

RAID1(ミラーリング)は

未割り当て領域を右クリック→「新しいミラーボリューム」をクリックすれば作成できます。

▲クリックした後は、ウィザードが表示されるので指示通りにクリックしていくだけです。

右クリックする段階で、2つ以上の未割り当て領域が存在している必要があります。
(存在しない場合、項目がグレーアウトしていて選択できません)

RAID5(分散パリティ)

項目の中に「新しいRAID-5ボリューム」という項目がありあすが、これはWindows10では選べません。

「ディスクの管理」からRAID5を設定するにはWindows Serverである必要があります。

 

以上、参考になればうれしいです!

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