ひとくちに「パソコン」と言っても、いろいろな種類のパソコンがあります。
種類が多いので、パソコン初心者の人からすると
「どれがどう違うの?」
「結局、私はどれを買えばよいの?」
という感じだと思います。
というわけで
このページでは、パソコンの種類と違いについて紹介したいと思います!
違いを理解できれば、「私が買うべきはこの種類のパソコンだな!」というのが分かるようになりますよ!
大きく分けると → 4種類
パソコンは、大きく分けると以下の4種類に分類できます。
- デスクトップパソコン
- デスクトップパソコン(ディスプレイ一体型)
- ノートパソコン
- タブレットパソコン
それぞれの違いを見ていきましょう!
デスクトップパソコン
デスクトップパソコンは、
- ディスプレイ
- キーボード
- パソコン本体
の3つが、それぞれ独立しているパソコンのことを言います!
デスクトップパソコン(ディスプレイ一体型)
デスクトップパソコン(ディスプレイ一体型)は、
- ディスプレイ+パソコン本体
- キーボード
という風に、
「パソコン本体とディスプレイが1つになっている」
「でも、キーボードだけは独立している」
みたいなパソコンのことを言います!
ノートパソコン
ノートパソコンは、
- ディスプレイ
- キーボード
- パソコン本体
の3つが、それぞれ1つになっているパソコンのことを言います!
デスクトップパソコンの逆ですね!
タブレットパソコン
タブレットパソコンは、
分かりやすく言うと「画面を大きくしたスマホ」です!
タブレット本体が、
パソコン本体でもあり、
ディスプレイでもあり、
キーボードでもあります。
ちなみに、今は、タブレット+キーボード(外付け)という形で使う人も多いです↓。
それぞれのメリット・デメリット
それぞれのメリット・デメリットは以下のようになります。
デスクトップパソコン | デスクトップパソコン (ディスプレイ一体型) |
ノートパソコン | タブレットパソコン | |
---|---|---|---|---|
性能に対して どれだけ価格が安いか? |
◎ | ○ | ○ | ✕ |
持ち運びできるか? | ✕ | ✕ | ◎ | ◎ |
狭いスペースで設置できるか? | ✕ | △ | ○ | ◎ |
接続端子が豊富か? | ◎ | ○ | ○ | ✕ |
PCパーツを追加・交換したりできるか | ◎ | △ | △ | ✕ |
自分で修理しやすい? | ◎ | ✕ | ✕ | ✕ |
◎:優れている
○:普通
△:微妙
✕:ダメ
それぞれ見ていきましょう!
性能に対してどれだけ価格が安いか?
パソコンに使われているパーツの価格は、(基本的に)以下の式で決まります。
パーツの小ささ × パーツの性能 = パーツの価格 ※パーツの小さければ小さいほど価格が上がるし、性能が高ければ高いほど価格が上がる
デスクトップパソコンは、パソコン本体が大きいので、パーツを小さくする必要がありせん。
なので、他のパソコンに比べて「性能の割に安価」です。
ノートパソコンは、パソコン本体が小さいので、パーツを小さくする必要があります。
なので、デスクトップパソコンに比べて「性能の割に高価」になりがちです。
デスクトップパソコン(一体型)は、パソコン本体は大きいですが、ディスプレイと一体になっているので、パーツを入れるスペースがあまりありません。
なので、ノートパソコンと同じパーツが使われています。
したがって、ノートパソコンと同じく、デスクトップパソコンに比べて「性能の割に高価」になりがちです。
タブレットパソコンは、パソコン本体がかなり小さいので、パーツもかなり小さくする必要があります。
なので、他のパソコンに比べて「性能の割に高価」になりがちです。
というわけで、
デスクトップパソコン>デスクトップパソコン(ディスプレイ一体型)=ノートパソコン>タブレットパソコン
という順番となり、デスクトップパソコンが1番コストパフォーマンスに優れているというわけです。
持ち運びできるか?
以下の2つは持ち運びできますが、
- ノートパソコン
- タブレットパソコン
以下の2つのパソコンは、持ち運びできません。
- デスクトップパソコン
- デスクトップパソコン(ディスプレイ一体型)
この2つは、持ち運べるような大きさ・重さじゃないですし、そもそもコンセントに刺さないと電源が入らないので、持ち運んだところで使える場所が限られます。
なので、「パソコンを外でも使いたい!家の中でも持ち運びたい!」という人は、前者のどちらかを購入しましょう。
逆に、「パソコンは家でしか使わない!」という人は、後者のどちらかを購入しましょう。
狭いスペースで設置できるか?
デスクトップパソコンは、
- 本体
- ディスプレイ
- キーボード
と、3つに分かれていて、それぞれがそこそこ大きいので、設置するための場所が必要になります。
デスクトップパソコン(ディスプレイ一体型)は、
ディスプレイと本体が一体になっているので、デスクトップパソコンよりは場所を取らないものの、
それなりの場所が必要になります。
ノートパソコンは、
すべてが一体になっている上にサイズが小さいので、設置するスペースはほぼ不要です。
タブレットパソコンは、
本1冊と同じようなものなので、設置するスペースは不要です。
接続端子が豊富か?
デスクトップパソコンは、パソコン本体が大きいので、最初から搭載されている接続端子が豊富です。(ディスプレイを追加で設置できたり)
それに対して、
- デスクトップパソコン(ディスプレイ一体型)
- ノートパソコン
の2つは、本体が小さいので、搭載されている接続端子は少なめです。
タブレットパソコンについては、本体が小さすぎるので、搭載されている接続端子はUSBくらいしかありません。
パーツを追加・交換したりできるか?
デスクトップパソコンは、パソコン本体が大きいので、拡張性が高いです。
例えば「USB端子がもっとほしい!」と思ったときなどに、自分でパソコン本体のカバーを開けてPCパーツを追加して、USB端子を追加できたりします。
また、「処理速度が遅いなぁ・・」と思ったときなどに、気に入らないパーツを取り外して、高性能なPCパーツに交換できたりもします。
それに対して、
- デスクトップパソコン(ディスプレイ一体型)
- ノートパソコン
- タブレットパソコン
の3つは、パーツを追加・交換したりはできません。
厳密に言えば、
- デスクトップパソコン(ディスプレイ一体型)
- ノートパソコン
については少しだけ追加・交換できますが、ほぼ出来ないに等しいです。
自分で修理しやすい?
デスクトップパソコンは、壊れているパーツを特定できれば、自分で修理できます。
自分でパソコンケースの中を開けて、パーツを交換できるからです。
それに対して、
- デスクトップパソコン(ディスプレイ一体型)
- ノートパソコン
- タブレットパソコン
は、自分で修理できません。
「本体のケースを開けれない」ということが多いですし、仮にケースを開けれたとしても「Aというパーツを外すために全部のパーツを外さないといけない」みたいなことがよくあります。
それに、パーツ自体が外せないような仕様になっていることもあります。
まとめ
というわけでまとめると、
デスクトップパソコン・・・
→価格の割に高性能だし拡張性も高いけど、場所を取るし、持ち運びもできない。
デスクトップパソコン(ディスプレイ一体型)・・・
→価格の割に性能は低めだし、場所を取るし、持ち運びもできない。
ノートパソコン・・・
→価格の割に性能は低めだけど、場所を取らないし、持ち運びもできる。
タブレットパソコン・・・
→価格の割に性能はかなり低めだけど、場所をまったく取らないし、持ち運びもかんたん。
という感じです。
これを見てもらったら分かるように、
デスクトップパソコン(ディスプレイ一体型)は、デスクトップパソコンとノートパソコンの悪いところだけ取ったようなパソコンなので、買わない方が良いです・・ッ!
最後に)どれを選べばよいか?
「コスパなどは求めない!自分に合ったパソコンがほしい!」という場合は、
以下のような感じで選べば良いと思います。
- 家でしかパソコンを使わないなら・・
→デスクトップパソコン
- 家の外でもパソコンを使ったり、家の中でも持ち運んだりするなら・・
→ノートパソコン
- 手軽にスマホみたいな感じでパソコンをしたいなら・・
→タブレットパソコン
以上、参考になればうれしいです!
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