このページでは
「外付けサウンドカードと内臓サウンドカードって何が違うの?」
という疑問を持つ人向けに、2つの違いについて紹介したいと思います!
共通点
どちらも「音を処理するためのパソコンパーツ」という点は同じです。
- サウンドカード(外付)・・・音を処理するためのパソコンパーツ
- サウンドカード(内蔵)・・・音を処理するためのパソコンパーツ
一般的なパソコンには、マザーボードにサウンド機能が付いており、マザーボードが
- 音を出したり
- 音を録音したり
などの仕事を行います。
ですが、サウンドカードをつけると、サウンドカードが
- 音を出したり
- 音を録音したり
などの仕事を行うようになります。
例えば、内蔵サウンドカードの場合
以下のような流れになります。
外付けサウンドカードの場合、
以下のような流れになります。
ちなみに、サウンドカードを取り付けた場合は、マザーボードは仕事をしませんが
マザーボードに「仕事を代わって!」と交代してもらうこともできます。
違い
違いを表にまとめると
以下のようになります!
サウンドカード(外付け) | サウンドカード(内蔵) | |
---|---|---|
商品例 |
|
|
価格 | △ | |
入出力端子の豊富さ | △~○ | |
取り付け方法 | USB | 「PCI Express X1」が採用されているものが多い |
ノイズの乗りやすさ | ○ | ✕~○ |
場所を取るか | ✕ | ○ |
○:良い
△:普通
✕:ダメ
順番に見ていきましょう!
価格
価格の違いはほとんどありません。
どちらも
「高性能なサウンドカードは価格が高いし、低性能なサウンドカードは価格が安い」
という点は同じです。
↓高いサウンドカードの例(外付け)
↓安いサウンドカードの例(外付け)
↓高いサウンドカードの例(内蔵)
↓安いサウンドカードの例(内蔵)
昔は「内蔵タイプの方が価格が安めだなぁ」という傾向だった気がするのですが、最近はサウンドカード自体が売れてないためか、
- 「内蔵と外付の価格差がなくなってない・・?」
- 「というか、どちらも昔に比べたら高くなってない・・?」
という気がします。
入出力端子の豊富さ
入力端子というのは、録音するときに使う端子です。
出力端子というのは、音を出力するときに使う端子です。
例えば、
- ミニプラグ端子
- RCA端子
- 光角型端子
などがあります。
入出力端子の豊富さについては、
- 価格が高いサウンドカード → 入出力端子が豊富
- 価格が安いサウンドカード → 入出力端子が貧弱
という点は、外付けも内蔵も共通です。
なので、「入出力端子が豊富なサウンドカードが良い!」という人は、価格が高めのサウンドカードを買えば、大体豊富です!
取り付け方法
外付けタイプは、ほとんど商品が「USB」接続です。
なので、ほとんどのパソコンで取り付けが可能です。
内蔵タイプは、ほとんど商品が「PCI Express X1」接続です。
なので、デスクトップパソコンじゃないと取り付けできません。
「PCI Express X1の空きがない!でもパソコン内部に取り付けたい!」という人は、こういうタイプがオススメです。
ノイズの乗りやすさ
内蔵タイプは、パソコンの中のノイズを拾うことがあるので、稀にノイズが乗ることがあります。
外付けタイプは、パソコンの中と隔離されているので、ノイズを拾うことはほとんどありません。
ちなみに、内蔵タイプでも
価格が高いものだとノイズ対策でケースに囲われてたりします↓。
安いものは、むきだしになっています↓。
まとめ
というわけで
・外付けも内蔵も、どちらも「音を出すためのパーツ」という点は同じ!
・外付けのメリット:どんなパソコンにでも取り付けられる
・内蔵のメリット:見た目がスッキリする
・自分のパソコン環境にあった方を選べば良い!
という記事でした!
以上、参考になればうれしいです!
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