パソコンのデータは、
- HDD
- SSD
のどちらかに保存されます。
このページでは
「HDDとSSDの違いって何なの?」という人向けに、HDDとSSDの違いについて紹介します!
HDDとSSDの違い
以下、違いを表にまとめました!
HDD |
SSD |
|
---|---|---|
昔のレコードと同じような仕組み。 | 仕組み | USBメモリと同じような仕組み。 |
○ | 容量に対して価格が安い? | ✕ |
✕ | 読み書きする速度は? | ○ |
? | 壊れやすい? | ? |
○ | 壊れる前の予兆は? | ✕ |
✕ | 静音性は? | ○ |
✕ | 質量は重い? | ○ |
✕ | 消費電力は? | ○ |
✕ | 耐衝撃性は? | ○ |
○:優れている
✕:劣っている
?:わからない
1つずつ見ていきましょう!
仕組み
詳しく説明すると、以下のとおりです。
- HDD:
→プラッタというCDみたいなモノを高速で回転させて、昔のレコードのような針のようなものでデータを読み書きする。
- SSD:
→USBメモリと同じく、フラッシュメモリにてデータを読み書きする。
HDDは機械的な機構が存在するので、駆動すればするほど部品が劣化していきます。
それに対してSSDでは、機械的な機構が存在しないので、部品が劣化しません。
容量に対して価格が安い?
HDDは容量に対して価格が安めです。
SSDは容量に対して価格が高めです。
なので、容量だけで考えると、HDDの方がオトクです!
読み書きする速度は?
すごくザックリですが、
- HDD:100MB/s
- SSD:400MB/s
という感じで、SSDの方が3~4倍くらい読み書き速度が早いです。
なので、「データをサクサク読み書きしたい!」という場合は、SSDの方が良いです!
壊れやすい?
どちらも、
- いつ壊れるのか分からない
- でも、寿命は大体5年くらい(と言われている)
という点は同じです。
HDDは、データを保存する場所(プラッタ)が壊れることはほぼありませんが、データを読み取りための機構が壊れます。
SSDは、データを読み取りための機構は壊れませんが、データを保存する場所(メモリ)が壊れます。
ちなみに、僕の経験上ですが、HDDは5~10年くらいで壊れる気がします。(10年持てばかなり運が良い方です。)
また、元から壊れやすいHDDは、1年も経たないうちに壊れるものが多い気がします。
壊れる前の予兆は?
HDDは壊れる前に、
- 異音が鳴ったり
- 読み書きが遅くなったり
と、”壊れる前の予兆”があります。
しかし、SSDは何の予兆もなく、突然壊れます。
「朝起きたら死んでた」みたいに急死します。
静音性は?
HDDは常に「ガーーーー」という小さな音が鳴っていて、読み書きするときも「キュルッキュルッ」という音が鳴ったりします。
それに対して、SSDは無音です。すごく静かです。
なので「パソコンの音が気になる!」という人は、SSDのほうが良いです!
質量は重い?
HDDは、質量が重めです。
SSDは、質量が軽めです。
なので、ノートパソコンのように持ち運びするパソコンでは、SSDの方が絶対に良いです!
消費電力は?
HDDは、消費電力が高めです。
SSDは、消費電力が低めです。
なので、「少しでも電気代を安くしたい!」という人は、SSDにしたほうが良いです!
耐衝撃性は?
HDDは、耐衝撃性が低めです。
SSDは、耐衝撃性が高めです。
なので、ノートパソコンのような持ち運びするようなパソコンでは、SSDにしたほうが良いです!
使い分け
使い分けは
大事なデータを保管するときは・・・HDD
OSなどの頻繁に読み書きするようなものをインストールするときは・・・SSD
という風にすればOKです!
実際、僕も、
- SSD(320GB)・・・OS用
- HDD・・・データ保管用
という風にして使い分けています!
商品例
例えば、これがHDD(内蔵タイプ)です↓。
例えば、これがHDD(外付けタイプ)です↓。
例えば、これがSSD(内蔵タイプ)です↓。
例えば、これがSSD(外付けタイプ)です↓。
まとめ
というわけで
・HDDとSSDはどちらもデータを保存するためのパソコン機器。
・HDDは速度が遅い。
・SSDは速度が速い。
・OSをインストールするのはSSDがオススメ。
・データ保存はHDDがオススメ。
という記事でした!
以上、参考になればうれしいです!
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